施工例)東京都内 戸建住宅(在宅) 大理石の洗面室(天板・床)のコーティング 手直し施工
ⅰ)大理石の洗面天板 コーティング手直し施工
手直し研磨・コーティング後の大理石天板
お客様が頼まれたコーティング施工が、
施工不良になってしまったとの事。
施工業者様が元の状態に戻せないとの事で、
手直しできるかお声掛け頂きました。
現調したところ、
コーティング被膜がはがれているようです。
また、剥がれた下の母材(大理石)は磨かれず、
くすんでいました。
コート剤により光沢を出す意図だったのだと
思われます。
手直し前(旧コーティング塗膜の劣化・剥がれ状況)
天然石は大変よく水を吸い含むので、水研ぎ時の水分を十二分に乾燥させないと、
コーティング塗膜の下から水分が表に出ようとして、白濁・硬化/密着不良等が発生し得ます。
甦生後(旧塗膜の剥離・母材の磨き上げ⇒コーティング施工)
ⅱ)大理石の床のコーティング手直し施工
甦生前(旧コーティングの塗りむら・かすれ) 水を使い研磨する為、水止めのコーキングを回す
甦生後(旧塗膜の剥離・研磨⇒コーティング施工)
旧コーティング塗膜の大部分を
化学的にはがし、
少々残ったものは、
大理石ごと研磨して除去します。
研磨により一時的に最初の状態よりも
くすんでしまった大理石ですが、
複数の研磨工程を踏み、
美しく磨きあげられました。
研磨当日+一晩おいて石を乾燥させ、
仕上はシリコーンコーティング。
無事、手直しが完了しました。
お客様もほっとされたご様子で、
喜んで頂けて何よりです。
(1年後にお伺いした際に確認しましたところ、施工時同然の状態が維持されていました。)